市場規模1000億円と推定されるAV(アダルトビデオ)業界。年間2万タイトル、月2000弱とすると、毎日50〜100本の新作が生まれていることになる。そこで女優として働く女性はおよそ年間1万人(たった一度で辞める者を含む)ともいわれる。これにネット動画、さらにプロダクションに属さない素人や盗撮被害者など“裏”を加味すると3〜4万人はいるという説もある。
注1※最高といわれていた2005年度におけるアダルト動画販売数推計・ネット動画はのぞく(新作総数:1万3558本/販売本数:3723万本/売上総額:766億円/1本あたり平均価格2746円/平均本数2057本)。
そんな性を商品として扱う世界で生きる、日雇いでセックスを売る企画AV女優たちの性と生をインタビューで綴った同名ベストセラー・ノンフィクション(宝島社文庫/1〜4巻累計25万部)を劇映画化したのが、本作『名前のない女たち』である。
注2※破格のギャラでメーカーと契約してひとりで出演する「単体女優」と、単体で名前が出ながらもいろんなメーカーで過激な仕事をこなす「企画単体女優」、そして名前と顔を出さない、もしくは名前をださないで、AVに出演する女優たちを「企画女優」と呼び、その割合は、単体5%対企画95%程度と推定されている。
予告編
解説

渋谷の路上でスカウトマンに誘われてAV女優となった地味なOL・純子。コスプレ女優ルルとして人気を得たことで自分が変身できると知った彼女は、居場所を見つけたと感じる。そして撮影現場で知り合った同じ事務所の先輩女優でヤンキーあがりの綾乃と心を開きあえる仲となった。だが、ある日、1 人のAV女優が自殺した。人気がなくなれば使い捨てられる企画女優の残酷な現実は、ルルにも降りかかる。彼女がようやく手に入れた居場所は、果たしてホンモノなのか―。

テレビや雑誌に登場する「単体女優」に対し、日雇いでセックスを売り、過激な企画のために使われ、捨てられていく「企画女優」と呼ばれる女たち。AV女優になったいきさつはさまざまだが、プライドをくすぐられ、ときにはイヤな目にあい、寄り添っていたい男と支えてくれる友だちがいて、泣いたり笑ったり、どうにかこうにか生きている!
快適と便利を追求するために器用に振るまう現代。自分の心で体を使ってしか生きられない、不器用な、普通の女の子たちの赤裸々な物語である。

監督は海外でも評価の高い佐藤寿保。ルルと綾乃、二人のAV女優を演じるのは新人・安井紀絵と佐久間麻由。物怖じしない初々しい二人と、新井浩文、渡辺真起子、鳥肌実、木口亜矢、河合龍之介など個性的な実力俳優が、過激にくりだされる美しいエロス描写のなかに、人間存在の純愛と青春をむきだしにする!

2010年/日本/カラー/HD撮影/16:9/ステレオ/105分/c「名前のない女たち」製作委員会

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制作ノート
製作ノート1
佐藤寿保監督の「狂った触覚」と「女虐」を観て一度お仕事をして見たいと思っていた。もともと佐藤寿保監督と別の企画を進めていたのですが、時世の流れの中でなかなか実現させることが難しいと行き詰っておったところ、駅の書店で発見した「名前のない女たち」という本を読んですぐに映画化を決めました。早速、原作の中村淳彦さんと、出版社の宝島社さんに挨拶をしに行き、了解を頂き、佐藤監督にも読んでもらって企画の骨子が出来上がりました。
製作ノート2
佐藤監督とは一番最初にシナリオを書き始めました。脚本家は西田直子さん。佐藤監督とは初の組み合わせ。私自身も佐藤監督と新しい挑戦をしようと意気込みでした。そういう意味では、今まで常連の佐藤組のキャスト・スタッフはほとんどいなかったように思います。初めて監督・西田・小林の三人で打ち合わせをした日は渋谷の喫茶店で、すぐに意気投合し白熱した議論になった。ノッてくると声の大きくなる佐藤監督は「やっぱりレイプっていうのは・・」「AVっていうのは・・」などと力説しはじめると、店員と、他の客から白い目で見られながら、何度も打ち合わせを重ねて準備稿を仕上げていきました。
製作ノート3
大問題は主演の二人を誰にするかという問題だ。当初より探し始めてはいたものの題材が題材なだけに誰がやってくれるのだろうと模索する日々を送っていました。制作サイドの要望は100%佐藤監督の要求に応えられることです。最初はこちらからも何人かの候補をあげましたが、結局、オーディションをしようということに致しました。
製作ノート4
何度もオーディションを重ねる中で安井紀絵と佐久間麻由に決まりました。石井隆・園子温などの映画に出演経験ある佐久間に対して、安井紀絵に関しては今までほとんどまともな作品に出ていないので心配な要素が多々ありましたがリハーサルも何度も行う中で、本人も、主演という重圧を理解してきたと同時に桜沢ルル・純子という人物設定を自分のものにしていきました。
製作ノート5
他の配役も徐々に決まってきて、スタッフも集まり始めましたが、スタッフの合流がギリギリになることや、ロケハン等も遅れて、総出でロケハンを開始。とくに常に新宿を舞台に映画を作ってきた佐藤監督にとっては、渋谷を舞台にするということで毎日渋谷に来て歩き回っていました。予算との兼ね合いの中で、内容を変えなければならないことも多く、台本作りは難産でした。台本が印刷されてからも、撮影初日まで差し込みは続きました。
製作ノート6
撮影したカメラは本来はスチールカメラである一眼レフのキャノンの7Dを使用した。噂ではきいていたが、スチールカメラで映画を撮影するなんて信じられませんでしたが、もはや画質のクオリティは従来のカメラよりも断然よくなっていた。さらに小型カメラという機動性のよさも本作品には適していると判断しました。
製作ノート7
1日目
渋谷の街でゲリラロケ。目立たぬようにとカメラにかぶせた雨除けと、怖い顔した佐藤監督と撮影の鈴木一博さんの檄が飛ぶ。コスプレした主演の安井紀絵が目立ってしょうがない。警備員、警察とヤ○ザに注意される不安な一日。佐藤組の夜は長いと噂はきいていたのだが7時には終了。
製作ノート8
2日目
高田馬場のロケ場所。この日は昼間から新井浩文さん扮する裕也の拾ってきた猫という設定の猫が撮影当日まったく言うことをきかない興奮状態にあり、スタッフは数人ひっかかれて、けが人も続出した。美術の羽賀さんが別の猫を探してきてくれてことなきを得た。それにしても、この現場で、プロデューサーと監督の言うことをきかなかったのはこの猫だったのだ。
そして、ビールかけのシーン。三台のカメラで同時の長回し。安井・佐久間、そしてスタッフらは異常な緊張感と集中力の中で撮影を終えた。そのあとにビールのシーンを終わった後にポスターやチラシで使われた二人がベットで寝ているシーンの撮影。巨大なガラスの箱と、鏡と水のコントラストは佐藤監督・撮影の鈴木一博さん・美術の羽賀さんによるものだ。
この日のシーンで佐藤組のスタッフの意識がより固まってきたことを実感する。
製作ノート10
4日目
明け方狙いの海のシーン。もはや佐藤監督についていくしかないといった状況。
製作ノート12
6日目
純子の家のシーン。渡辺真起子さん・河合龍之介さんの出番。佐藤監督の作品に出たかったといってくれていたお二人に関しましていい芝居をして頂きましてありがとうございました。
製作ノート13
7日目・8日目
AVのスタジオのシーン。草野イニさん扮する三宅が暴れるシーンは壮絶だった。大勢のエキストラとスタッフが赤いライティングの中でスタッフ出演者全員が血まみれになるのだ。かかわっているキャスト・スタッフは何か凄いものが出来るのではないかという不安はあった。佐藤監督もこのシーンにはこだわっていただけあって細かい指示が飛ぶ。
ほぼ連日、可動の安井紀絵もだいぶ体力的にキツそうだ。最後の2シーン渋谷川の撮影場所に移動したころはすでに32時を経過していた。舟を浮かべて、渋谷の宮下公園で佐久間のラストシーンを撮影して昼頃クランクアップ。
製作ノート14
9日間(実質10日)撮休無しの現場でした。安井さん・佐久間さん・監督・スタッフのみなさんの情熱無くしてこの現場は成立しませんでした。心からお礼申し上げます。

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スタッフ
監督 佐藤寿保

1959年、静岡県生まれ。東京工芸大学卒業。サトウトシキ、佐野和宏、瀬々敬久とともに「ピンク四天王」と称される。向井寛主宰の獅子プロダクション出身、滝田洋二郎らのピンク映画に助監督として就く。85年「狂った触覚(激愛!ロリータ密猟)」で衝撃的な映画監督デビューを果たし、同年のズームアップ映画祭新人監督賞を受賞。以後、日常にひそむ狂気と倒錯のエロチシズムをハードな映像で描く手法で「女虐/NAKED BLOOD」(96年)などを監督、ピンク映画の枠を超える天才的な独特の世界観を持つ映像作家として国内外に知られ、海外ではカルト的な人気を誇る。96年から一般劇場映画も監督、「薮の中」「刺青」「芋虫〜乱歩地獄〜」など。

【FILMOGRAPHY】 ※( )内はビデオ・DVD 発売タイトル ※[ ] 内は海外発売タイトル
※オリジナルビデオは年号後にOV と記載 ※タイトルとタイトルは|で分け

激愛!ロリータ密猟(85年)デビュー作|SEX乙女隊 獣たちの宴 (85年)|人妻コレクター(85年)|OL暴行汚す(85年)|制服処女 ザ・えじき(86年)|エキサイティング・エロ 熱い肌(陽星真見子 魔性の呼び声)(86年)|暴行クライマックス(87年)|ロリータ・バイブ責め(秘蜜の花園) (87年)|暴行本番 (87年)|仮面の誘惑(87年)|ハードフォーカス 盗聴<ぬすみぎき>(88年)|アブノーマル 陰虐 (88年)|変態病棟 白衣責め(88年)|狂った舞踏会[KITAMI](88年)93年ベルリン・ゲイ&レズビアン・フィルム・フェスティバル他上映|ロリータ恥辱(藤沢まりの 淫媚楼) (88年)|姉妹連続レイプ えぐる!(89年)|陶酔遊戯 (89年)|変態病棟 SM診療室(89年)94年オーバーハウゼン短篇映画祭上映|美人レポーター 暴行生中継(89年)|半裸本番 女子大生暴行篇(89年)|連続レイプ 変態実験 (90年)|馬と女と犬 (90年)|手錠暴行魔 いたぶる!(90年)|スペシャルレッスン 変態性教育(90年)|OL連続レイプ 巨乳むさぼる (90年)|制服盗聴魔 激射・なぶる!(90年)|レズビアンレイプ 甘い蜜汁(91年)|制服私刑 ねじり込め! (91年)|未亡人変態地獄 (91年)|盗撮レポート 陰写! (となりの女子高生 ウリと覗き)(91年)|新妻下半身 わしづかみ(91年)|馬小舎の令嬢 (91年)|本番バイブ折檻 (92年)|人間拷問 三段責め (92年)|浮気妻 恥辱責め(夢の中で犯して殺して)[THE BEDROOM] (92年)95年ロッテルダム国際映画祭、ウィーン国際映画祭上映|制服ONANIE 処女の下着 (92年)|SM集団蝋責め (92年)|喪服妻 剃毛縄奴隷 (93年)|(生)盗聴リポート 痴話 (93年)|快感ONANIE 新妻篇 (93年)|ナマ本番 飲み干す! (93年)|痴漢電車 いやらしい行為 (93年)|人妻変態美容師 (94年)|痴漢と覗き 婦人科病練 (94年)|若奥様 太股びらき (94年)|いやらしい人妻 濡れる[LOVE-ZERO=INFINITY](94年)|すけべ妻 夫の留守に[RAFURESHIA] (95年)|狩人たちの触覚 (95年)|夢で逢いましょう WONDERLAND(96年・OV)|女虐/NAKED BLOOD[SPLATTER:NAKED BLOOD](96年・OV)01年パリ エトランジェ映画祭上映|薮の中(96年)96年ウィーン国際映画祭他上映|人体模型の夜(96年・OV)|やわらかい肌 (98年)|THE FETIST 熱い吐息(98年)|人妻の値段 匂いたつ欲情(01年・OV)|乱歩地獄・芋虫(江戸川乱歩原作)(05年)06年ニッポンコネクション、ウディネFAR EAST映画祭他上映|刺青(谷崎潤一郎原作)(06年)|名前のない女たち(中村淳彦原作)(10年)

DVD

VHS
人妻の値段 匂いたつ欲情 [VHS]

夢で逢いましょう [VHS]

Kurutta Butokai [VHS] [Import]

やわらかい肌 [VHS]

人妻コレクター [VHS]

盗視レイプ箱男 視姦の生贄 [VHS]

書籍

原作 中村淳彦

1972年、東京都目黒区生まれ。学生時代から編集プロダクションに関わり、映像製作会社、出版社、フリーライターを経て、株式会社曙福祉プランニング設立。現在は介護職として高齢者デイサービスの運営に関わりながら、人間関係のノンフィクションを執筆している。著書に、本作の原作となった「名前のない女たち 」(1〜4/宝島社文庫)のほか、「暴走族、わが凶状人生」(コアマガジン)がある。

撮影 鈴木一博

1961年、山梨県生まれ。93年頃から撮影を担当、「この窓は君のもの」(94年/古厩智之監督)などを手がける。04年には「ヴァイブレータ」「機関車先生」「ガールフレンド」「ココロとカラダ」の撮影で第59回毎日映画コンクール撮影賞を受賞。代表作に「ヴァイブレータ」(03年/廣木隆一監督)、「たまもの」(04年/いまおかしんじ監督)、「やわらかい生活」(05年/廣木隆一監督)、「NANA」(05年/大谷健太郎監督)、「小さな勇者たち〜GAMERA」(06年/田崎竜太監督)、「あしたの私のつくり方」(07年/市川準監督)などがある。

音楽 川端潤

東京生まれ。写真家、作曲家。アフリカの自然、ヨーロッパのBAR、カフェなどに魅かれ、旅をしながら写真を撮り始める。1986年、オランダの写真家、エド・ヴァン・デル・エルスケンのアシスタントを務める。音楽活動も同時期に開始、その後、ソニーレコードより、水口博也(海洋写真家)、星野道夫(動物写真家)とのコラボCDをリリース。97年、先鋭的音楽レーベル「AIRPLANE LABEL」を創設。実験音楽のイベント「CINEMATIC VOICES」をプロデュース。担当した映画音楽に「馬頭琴夜想曲」( 07年/木村威夫監督)、「夢のまにまに」( 08年/木村威夫監督)、「黄金花」(09年/木村威夫監督)がある。本作のオリジナルサウンドトラック(1、名前のない女たち 2、コスプレ 3、ルルの携帯 4、悪徳マネージャーの携帯)はをiTunes Storeで販売中。

名前のない女たち サウンドトラック
名前のない女たち サウンドトラック

主題歌 ENDINGSONG

作詞:能吉利人 作曲:櫻井順 歌:戸川純。オリジナルは、1972年、作家、野坂昭如が歌ったもの。74年には、この曲をモチーフにした同題の映画(藤田敏八監督、秋吉久美子主演)が作られた。90年、戸川純がカバー。本作では「バージンブルース」シングルバージョンが使われている(下記のBOX、ALBUMに収録)。

TEICHIKU WORKS JUN TOGAWA~30TH ANNIVERSARY(DVD付)
TOGAWA LEGEND SELF SELECT BEST & RARE 1979-2008

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キャスト
安井紀絵 小倉純子=桜沢ルル
1988年10月1日、神奈川県生まれ。映画初主演。高校卒業後、養成学校で学ぶ。
Do As InfinityのPV、映画、舞台のほか、いくつかのネットドラマやケータイドラマ、CMに出演。佐藤寿保監督直感で、本作オーディションで主役の純子=ルル役を射止めた。趣味は、散歩と献血。特技は剣道で初段。
佐久間真由 栗原綾乃
1985年2月21日、神奈川県生まれ。秦建日子、坂元裕二、松浦徹、なるせゆうせいらの舞台で培った演技力で、近年は映画出演が増えている。主な映画出演は、「神の左手悪魔の右手」(06年/金子修介監督)、「エクステ」(07年/園子温監督)、「人が人を愛することのどうしようもなさ」(07年/石井隆監督)、「真木栗ノ穴」(08年/深川栄洋監督)、「誘惑として、〜デルタ 小川国夫原作オムニバス〜」(10年/与那覇政之監督)など。09年、週刊プレイボーイ8頁で披露したヌードが大きな話題となった。趣味は音楽鑑賞と料理。特技は一輪車(全日本一輪車競技大会準優勝)。
新井浩文 裕也
1979年、青森県生まれ。2001年、「GO」(01年/行定勳監督)で映画デビュー、02年の「青い春」(豊田利晃監督)の青木役で高い評価を得、高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。05年には「ゲルマニウムの夜」(大森立嗣監督)で映画初主演。以降も出演が相次ぎ、俳優としての色気を増している。近作に「BOX 袴田事件 命とは」(10年/高橋伴明監督)、「告白」(10年/中島哲也監督)「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(10年/大森立嗣監督)、「漫才ギャング」(11年/品川ヒロシ監督)などがある。
渡辺真起子 小倉恵子
1986年、モデルとして活動をスタート。88年、「バカヤロー! 私、怒ってます」(中島哲也監督)で映画デビュー。99年、「M/OTHER」(諏訪敦彦監督)で、高崎映画祭主演女優賞受賞。07年「殯の森」(カンヌ国際映画祭グランプ_リ・審査員特別賞受賞/河瀬直美監督)、「愛の予感」(ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞/小林政広監督)、09年「愛のむきだし」(ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞/園子温監督)など世界的にも評価の高い作品に多数出演。近作に、主演作品「トルソ」(10年/山崎裕監督)、「酔いがさめたら、家に帰ろう。」(10年/東陽一監督)、「ヘヴンズストーリー」(10年/瀬々敬久監督)などがある。
鳥肌実 井川
兵庫県出身。年齢不詳(42歳の万年厄年とのこと)。自称、廃人演説家。吉本興業所属のお笑い芸人を経て、1994年より演説ライブ活動を開始。右翼的な言動とビジュアル、独創的かつ過激な芸風で熱狂的なファンを獲得、その演説芸は「ハプニングアートの極北」(美術手帖)と高い評価を得ている。映画にも多数出演、「タナカヒロシのすべて」(05年/田中誠監督)では主演を務めている。ほか、主な映画出演作に「GOTH」(08年/高橋玄監督)「白日夢」(09年/愛染恭子監督)などがある。
河合龍之介 隆
1983年、東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒。スカウトされて芸能活動を開始、テレビ、映画、舞台で活躍を続ける。本年は主演映画「手のひらの幸せ」(10年/加藤雄大監督)をはじめ、多数公開作がある。
草野イニ 三宅
1979年. 千葉県生まれ。 2002年より劇団ロリータ男爵の主要メンバーとして08年までの全ての公演に参加。 現在では映画、テレビドラマを中心に活躍中。 主な出演作品に、「俺たちに明日はないッス」(08年/タナダユキ監督)、「カフェ代官山U」(08年/武正晴監督)、「スラッカーズ」(09年/村松正浩監督)、「リアル鬼ごっこ2」(柴田一成監督)がある。テレビドラマ「ROMES空港防御システム」(09年/NHK)ではレギュラー出演。
木口亜矢 青木リエ
1985年、神奈川県生まれ。日テレジェニック2007などを経て、テレビバラエティ、テレビドラマ、ラジオ、CM、写真集、DVD、映画とマルチに活躍中。映画では、「カクトウ便vol.2」(08年/石井哲也監督)、「ロボゲイシャ」(09年/井口昇監督)に主演、見事なアクションも披露している。
鎌田奈津美 春奈
1988年、兵庫県生まれ。週刊ヤングサンデー「ミスYS乙女学院'07」グランプリを受賞し、芸能活動を開始。テレビ、ラジオ、舞台、DVD、写真集など多彩なジャンルで活躍している。映画出演最新作に「ガチバンMAX」(10年/元木隆史監督)、「ソフトボーイ」(10年/豊島圭介監督)がある。

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